筋肉のしくみ

筋肉には自分の意思で動かすことができる随意筋と、自律神経にコントロールされる不随意筋の二つがあります。

主に運動を支える骨格筋は、腕・足・体などの骨格について、骨格を動かす働きをする筋肉で随意筋になっています。
骨格筋は体重の50%を占めています。

内臓を作っている平滑筋は、骨格筋と比べ細く短くなっており、血管・腸・気管・尿管のような管状の組織から胃や腸、膀胱のような袋状の組織、子宮の壁を作っている筋肉で、別名内臓筋とも言われています。

たとえば、消化管の内容物を先へ先へと送る蠕動運動なども、この平滑筋によるものです。

平滑筋は、自律神経やホルモンによってコントロールされる不随意筋です。

心臓を動かす心筋は、筋細胞の束が横に枝を出し互いに結び合い、刺激に対して一つの細胞のように反応します。

もちろん、心筋は意思とは関係なく動く不随意筋で、自律神経によってコントロールされています。

この筋肉が休まず動くおかげで、心臓が動き続けることができるというわけです。

手足のしくみ

動物については、前足と後ろ足で機能としてそれほど違いはありませんが、人間の場合は二足歩行をするようななったことで、手と足の役割が明確になっています。

手の骨は、物をつまんだり複雑な動きができるように27個の小さな骨で構成されています。
その骨がバラバラにならないように、関節をつないでいるのが靭帯です。

また、それぞれの指の筋肉の端には腱が張り付いていて、これらが手首のところで束ねられており、これを腱鞘といいます。

これに対し、足は、手と違い骨の数が少なく26個で構成されています。
また、靭帯も関節をつなぐものですが、歩行によって鍛えられており、手よりも強いものとなっています。
そして、足首で腱が束ねられている部分を手首と同じように腱鞘といいます。

腱鞘は、文字通り腱を入れる鞘状になっていて、中は滑液で満たされており、指の屈伸などをスムーズにしています。
この内部が慢性的な疲れや細菌感染などで化膿して炎症を起こした状態を腱鞘炎といいます。

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