骨のしくみ

人の骨は成人で206個あり、血液によって養われ、神経を通し、必要成分を生成して貯蔵しています。

骨はその形態から、長骨(四肢などの長い骨)・短骨(手の甲などの短い骨)・扁平骨(頭蓋骨など)・含気骨(空洞のある上顎骨など)・混合骨の5種に分類されます。

中でも一般的なのが長骨で、その構造は骨を覆う骨膜・隙間のない骨のかたまりである緻密骨・骨髄で満たされている骨髄腔・スポンジのような構造の海綿骨から成り立っています。

骨膜は、外骨膜と内骨膜によって出来ており、血管や神経が走っており、骨に栄養を与え知覚を伝えています。

緻密骨は、外骨膜の内側の組織で硬くぎっしりと骨が固まっています。
海綿骨は緻密骨の内側で、無数の小さい隙間のある骨です。 大腿骨など大きい骨に見られる骨髄腔は骨髄で満たされています。
骨髄は赤色髄と黄色髄があり、赤色髄は血液の材料が作られており、黄色髄は脂肪組織で血液が不足すると血液を作る組織です。

骨の中には人体の機能を正常に保つ栄養素として知られるカルシウムの99%、リンの85%が蓄えられており、不足すると、骨から補給されて使われるしくみになっています。

関節のしくみ

骨と骨がつながったところ、二個以上の骨が連結した部分をいいます。
関節を形作っている骨の先端は、関節軟骨で覆われています。
普通の骨は、骨の内側を通る血管の血液で養われていますが、関節軟骨には血管がないので、血液から栄養を得ることができません。
そこで、関節液から栄養を供給しています。

骨が摩耗しないために、関節液や軟骨がガードするしくみになっています。

関節のしくみは、骨以外に滑膜という関節面の動きを滑らかにする粘液(滑液)を分泌する部分と、関節が反対方向に曲がったり、はずれることのないように外側を固く止めている繊維状の束によって覆われています。

これに、関節頭とこれを入れる関節窩が凸凹に向き合い、周りを関節包という組織が包んでいます。
向き合う面は関節軟骨が覆っています。

軟骨には2つの役割があり、胸骨と肋骨をつなぐ軟骨は、呼吸の際に肋骨がふくらんだり縮んだりするのを助けるクッションの役目をしています。

また、ほとんどの骨の端に見られる軟骨は、骨のつなぎ目の組織を傷つけないようにしています。

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