口と舌のしくみ
口と舌といえば、歯と唾液と協力して、消化管の入り口としての役割を担っている器官です。
また、口は呼吸器の代役として、激しい運動をした後には鼻だけの呼吸では足りなくなり、無意識に口を開けて呼吸をしています。
ですが、一番重要なのは、消化の第一歩として唾液と混ぜ合わせて食道に送る行為でしょう。
舌はこの際に、それが食べられるものかどうかを判断する重要な器官です。
舌の表面には味蕾と呼ばれる細胞組織が無数にあり、その先で「甘み」「塩辛さ」、ふちでは「酸味」根元では「苦み」を感じ取るようにできています。
また、先ほどから出てきている唾液についてですが、唾液にはさまざまな酵素が含まれており、その一つであるアミラーゼはでんぷんの消化を助ける働きがあります。
さらに、ペルオキシターゼという酵素には、抗菌作用があり、口の中を清潔に保ち、歯の保護にも役立っています。
少しのケガの際によく傷口に唾をつけるのも、このような働きがあるからで、唾液の分泌の良い人は虫歯になりにくい、とも言われています。