睡眠中の脳

睡眠は人間の本能です。
脳の神経細胞は一度壊れたら再生されません。
なので、眠ることは脳を休ませるための安全装置とも言えます。
とはいえ、睡眠中は完全休息というわけではなく、

ノンレム睡眠といわれる深い眠りと、レム睡眠といわれる浅い眠りを交互に繰り返す中で、レム睡眠時の脳は覚醒時に近い状態で活動しているのが通常です。

人は睡眠状態に入ると、海馬に入った記憶情報が記憶回路を回って固定される前に、大脳皮質が休息状態に入ってしまうので、入眠5分前から以降のことは忘れてしまいます。

また、夢の大部分はレム睡眠の時に見ているといわれています。
この場合は左脳がリラックスし右脳が活動している状態なので、ひどく空想的な夢を見ます。

また、ノンレム睡眠が深くなってくると、左脳が主導となるので、理屈っぽい思考的な夢を見ることになります。

眠ると体の生理現象は全体的に低下します。呼吸・心拍数は減少し、血圧は下がり、尿の量も減ります。
しかし、成長ホルモンや甲状腺ホルモンなどの分泌は逆に盛んになっています。

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