脳のしくみ
脳は頭蓋骨の中にあり、大脳・小脳とそれらに包まれた脳幹から成り立っています。
ものを考えたり、感情をつかさどったり、体内のさまざまな器官を総合的にコントロールして生命を維持する、スーパーコンピューターであります。
ほかの器官と違うところは、脳を構成する最小の単位をたどるとニューロンと呼ばれる神経細胞に行きつくところです。
このニューロン同士がつながる部分をシナプスといいます。
ここで微量の神経伝達物質が分泌され、それが次のニューロンにくっついて伝達される仕組みになっています。
脳を側面から見てみると、4つの器官に分かれていることがわかります。
■大脳皮質
厚さ2~5ミリで皺があり、これを伸ばすと新聞紙1枚くらいの大きさになる。
■大脳辺縁系
大脳皮質の一部で、進化的には古い部分。大脳皮質に包み込まれており表面からは見えない。
■小脳
大脳の後下方にあり、成人で120~140gで、ここに全体の半分以上の神経細胞が集中している。
■脳幹
重さは約200gで脳をきのこに例えると、柄に当たる部分で形も大きさも人の親指に似ている。
次項からは脳を詳しく見ていきましょう。