小脳のしくみ

小脳は大脳におおわれており、重さは120~140gと、脳全体の10%程度であり、文字通り「小さい脳」ですが、ここに脳全体の半分以上の神経細胞が集中しています。

大まかな運動指令は大脳から出されますが、小脳で細かくその指令を調節してから、全身へと命令が送られます。

つまり、微妙な運動をスムーズに行うのが小脳の機能といえます。

また、体のバランスをとっているのも小脳の働きで、働きが悪くなると、めまいが起きたり片足立ちができなくなったりします。

小脳は、古小脳と新小脳の2つに分かれ、古小脳は平衡感覚の中枢で、主にバランスを保つ働きをしています。

一方、新小脳は、運動神経に深くかかわっており、運動命令を調節する器官でヒトの小脳はほとんどがこの新小脳で占められています。

小脳の皮質はとても規則正しい構造になっており、1平方ミリメートルに、およそ50万個の神経細胞が回路網を作っており、一つのコンピューターのように情報を処理しています。
小脳全体には、このシステムが3万もあることになります。
このために、複雑な運動もたくさんの筋肉を強調させて行うことができます。

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