脳幹のしくみ
脳幹の重さは約200g、「いのちの座」とも呼ばれ、呼吸や心臓の活動、体温調節など生命を維持するためのすべての神経が集まっている場所です。
脳幹のおかげで睡眠時にも心臓の働きが維持できたり、体温が調節できているわけです。
脳幹は大きく5つに分かれ、それぞれの働きは
■間脳
視床とも呼ばれ、嗅覚以外のすべての感覚を伝える神経の中継点。
ここで情報を整理して大脳に伝える働きをしている。
また、視床下部といわれる場所には自律神経系の中枢がある。
■中脳
眼球の動きなど体のバランスを保つ。
■海馬
情報を一時記憶する場所。
■橋
脳幹で一番膨らんだ場所で、大脳皮質から小脳へ向かう中継点。
■延髄
異物の侵入を防ぐくしゃみ・せき中枢などを有する。
となっています。
また、脳幹は生命維持に最小限必要な場所であるため、大脳の機能が脱落し、脳幹だけが生きている状態を「植物人間」といいます。
逆に脳感が死んでしまった場合は、まもなく大脳も死んでしまうため、「脳死」と呼ばれています。