気管・気管支のしくみ

人間は意識することなく息をしていますが、鼻や口から吸い込まれた空気は体内ではどのような道を辿るのでしょうか。

入った空気は、まず上気道と言われる鼻腔・口腔から咽頭に流れます。
咽頭で気管と食道に分かれますので、空気は下気道と言われる気管・気管支・細気管支へ、流れ肺へと達します。

咽頭では、空気はのどの前方の道へ、食物は後方の食道へ入ります。
食道の入り口は普段は前後につぶれていますが、食物がのどに入ると自然に開くようになっています。
食物の砕片が間違って気管に入りかけて、激しい咳を催すことがありますが、これは呼吸器を守る防衛反応の一つです。

気管支のしくみは、気管が2つに分かれて気管支となるのですが、これが肺門から左右の肺に入ります。
そして、さらに2つに枝分かれし、約15回ほど分岐することで、終末の細気管支となります。

空気中にはさまざまなほこりやウイルスがあります。

これが、鼻腔の粘膜につくとそれを追い出そうとしてくしゃみが出ます。
鼻腔を過ぎて、気管や気管支の表面についたときもここを刺激し、けいれんを起こさせます。

これが咳の正体です。
この場合のゴミはのどまで運ばれ、普通は食道から胃に入って消化されますが、量が多い場合は粘液で包み込み痰となって口から吐き出されます。

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