血管のしくみ
血管は、動脈・静脈・毛細血管に分かれ、それぞれが役割に適した構造になっています。
成人の場合、血管の中を体重のおよそ13分の1の量の血液が流れています。
また、血管の重さは体重の約3%、全長は約9万キロにも及びます。
心臓を介して送り出されるものを動脈といい、戻ってくるものを静脈、物質交換をするものを毛細血管と呼んでいます。
まず、動脈についてですが、心臓から伸びている大動脈が、小さく分かれていき、毛細血管まで新鮮な血液を送り届けます。
動脈は帰り道である静脈に比べて弾力性があり、血管壁が厚いのが特徴です。
毛細血管は、一層の薄い膜でできているのが特徴で、全身くまなく通っており、直径が1ミリの100分の1ほどの極めて細い血管です。
網状に各組織内を走り、酸素や栄養分を届け、代わりに二酸化炭素や老廃物を受け取ります。
静脈は、毛細血管が受け取った不要物を含んだ血液が小静脈・静脈・大静脈の順に太い幹に集まるもので、心臓まで運ばれます。
静脈壁は薄く、弾力性に乏しくなっています。