膀胱・尿道のしくみ
腎臓で作られた尿は、尿管を通って膀胱に入り、そこである程度溜めてから排泄されています。
人体は膀胱に250~300ミリリットル程度の尿がたまると、尿意を催し排泄するようになっています。
尿道は、膀胱にたくわえられた尿を体外に排泄するための通路で、役割はそれただ一つです。
女性の場合は、尿道は約4cmと短く、形も直線的で、尿道口から細菌が入りやすく、膀胱の粘膜に炎症が起きる膀胱炎になりやすくなっています。
また、膀胱出口から内括約筋と外括約筋の2つの括約筋で排尿を調節しています。
男性の場合は、尿道は前立腺を持ち、射精時の精液の通路も兼ねています。
前立腺は栗の実くらいの大きさで、尿道を輪状に取り巻いています。
睾丸で作られた精子は精管を通って、前立腺の内側から尿道に入り、前立腺から分泌された前立腺液とともに射精されます。
そして、この部分に括約筋もあります。
尿道は20~23cmと長くなっており、そのために尿道口から入った細菌による感染等については、女性に比べ非常に少なくなっています。